こんにちは、ANJです。
長かった就職活動もおかげさまでなんとか終わり、あとは無事に来春の出荷を待つだけとなりました(震え声)
忙しい時期は、1日に複数社の面接受けて電車乗ってあっちこっちまわって…といった感じだったのですが、めっちゃストレスがかかる反面、「社会科見学みたいな感じで面白いなー」という面もあり、今となっては辛かったのか楽しかったのかよく分からないです(´∀`)
まあ、出来ることならもう二度とやりたくないのですが。
※また、今回の記事・動画は「真夏のはらいちBoot Camp in 奥武蔵GL開催!」の記事を読んでからご覧になると分かりやすいと思います。
【今回のライド動画です。読了後再生を推奨】
輪さん「大丈夫大丈夫、ゆるポタだから」
と、近況報告はこのあたりにしていよいよ今回のライドについて。
きっかけは相模原のぼっちチャリダー・輪たろうさんのツイート。
忙しすぎて無事死亡の日曜日。
明日明後日連休なのでお暇な方いたらゆるポタどうですか?— 輪たろう (@rintaro_r838) June 2, 2019
普段は火曜定休なのですが、今回はたまたま月曜日が休みになったようでTwitterで募集をかけていたようです。
僕もちょうど予定が空いていたので、DMを送って参加させていただくことに。
はい出ました、輪たろうさんお得意の「ゆるポタですよ」宣言。
これについては後述するので割愛しますが、この言葉を真に受けて「そっか、ゆるポタなら……」なんて思ってはいけません。
貴方の身を守るのは、貴方自身です。(注意喚起)
なお、ワイは(ry
起床は5時半ごろ。
一応集合時間は相模原のパンパティに7時半だと伺っていたのですが、尾根幹に出るまでに渋滞に巻きこまれてしまいました……。
急いで尾根幹を駆け抜け、パンパティを目指すも何故か橋下の五叉路に出てしまい道に迷ってしまう羽目に…。
ここはどこなのwwwwww
何とか魔の五叉路を抜け、ようやくパンパティに到着。
ここの交差点を左に曲がるとすぐにパンパティがあります。
自転車を置いてから今日のメンバーにご挨拶。
・輪たろうさん
・Kさん
・たいっちゃん
の3人に僕を合わせた計4人です(´∀`)
輪さんは去年の夏以来、たいっちゃんは去年のHINOHARAステージと年末にちょろっとお会いしていて走るのは初めてです。
KさんはたまにTLでお見かけしていたくらいで、こちらもご一緒するのは初です(´∀`)
というように、ルートについては完全に輪さんの気分次第という感じ。
つまり輪さんが「よっしゃ!こいつらクソ坂連れてって殺したろ!」と思えば、僕らはなす術なく殺されてしまうというわけです。
↑さいたまの怖い人達
「いや!!ワイは騙されない!!!そういって油断させるいつものやり口だ!!輪さんのブログめっち読んでるから、もう手の内分かってるんですよ!!」
そうなのです。
この輪さんはもう何年も前から「ゆるポタ詐欺師」としてその悪名を轟かせてきた生粋のワル。
実際、過去にはこんなことも。
だれだ!『ゆるポタ詐欺師』で検索かけてブログに来たやつはwww
— 輪たろう (@rintaro_r838) November 10, 2015
ただ、それについては既にリサーチ済み。
こちとら伊達に、大学受験前の大事な時期に勉強放り出して輪さんのブログを読み漁ってません。
(その後にセンター試験で大爆死したのは内緒(‘ω’))
肝心なのは、「全行程が分からない以上、常に先を考えて脚を温存しながら走る」ということです。
いくら主催者が「ゆるポタですよ♡」と言っていても、輪さんのさじ加減一つでどうとでもなってしまう危険性は忘れてはいけません。
繰り返しになりますが、
貴方の身を守るのは、貴方自身です。(キレッキレのブーメラン)
怪しい雲行き
パンパティを出発した一行は、北進して橋下の住宅街へ。
朝出た時は雨もパラついていたのですが、何とか青空も見え始めました。
住宅街を走っていると、急に景色が田舎に。
すぐ横は住宅街なのにいきなり田んぼが現れました。
こんな細い路地よく知ってるなー、と思いながらついて行くと段々と両サイドの木々が迫ってきて高くなってきます。
実はこの道は城山湖にアクセスするルートのうち、東側から登るマイナーな?ルート。
法政大多摩キャンパスのすぐ南側を通っている道ですね。
まだ序盤も序盤ですが、すでにじわじわと輪さんペースに。
それに心なしか斜度が上がっていっているような感覚も。
こういった道を見た際に、何年か山を走って訓練されたローディーならば「この先にはクソ坂がある!」と分かってくるのですが、輪さんが進む以上前に進むしかありません。
城山湖の一番有名なルート(南東からアクセスするルート)と比べて全く人や車が無く走りやすいのですが、斜度がそれなりにあります。
上の写真のKさん(左側)の上半身を見ていただくと分かるのですが、完全にキツイ坂を登る時のそれになっています。
城山湖は上まで行かずに途中で下りへ。
下りは先ほど言った一番メジャーなルートです。
降ったあとはのんびりと津久井湖方面へ。
ここでも輪さんが一人先頭で上りながら、
と言いたげな視線をこちらへと送ってきます。
しかし、いつまでもやられっぱなしでは終われない!
お菓子も作って自転車も走れる、八王子のパティシエローディーたいっちゃんが重いギアをゴリゴリと踏みながら追撃へ(`・∀・´)
その後、津久井湖の北側を通る林道へ。
ここは道も狭いし人もいるのでのんびり走ります(´∀`)
帰ってSTRAVAを見てから気が付いたのですが、相模原で初めてしののんさん達と走った時もここを走ってますね。
今日は久しぶりのグループライドなのでアクションカメラも装着済み。
こまめにオンオフ切り替えながら録画してたりします。
先ほどの雰囲気の良い林道を抜けると、津久井湖にかかる橋に出ます。
下の写真に写っている家が並んでいるあたりが、先ほど走ってきた林道です。
橋を過ぎると、地味ですが脚にクるアップダウンの繰り返し。
たまに輪さんがこっそりと7~8倍くらいでアタックかけてきたりするので気が抜けません囧
命を削るたいっちゃんと動き出す輪たろうさん
津久井高校からプレジャーフォレストに向かう道を西に進んで行きます。
どうやら、プレジャーフォレストのところで左折して牧馬峠方面に向かうようです。
と思っていた時期が僕にもありました。
「これですよ!やっぱり全然ゆるポタじゃないじゃないですか!!」
なんとあろうことか、その手前で急遽左折して斜度15%はあるクソ坂へ突っ込むことに。
輪さんは事前に知っているから良いものの、こちらはそんなクソ坂が来ると思っていなかったので慌ててインナーに落としてリアも軽くして……、とやっている間にスイーっと先行していく輪さん(‘ω’)
ただ、一度上りきってしまえばそこにはのどかな田舎の景色が。
自転車に乗っていなかったら駅から離れたこの辺りまでわざわざ来ないでしょうし、ちょっとお得な部分ですね。
と思っていた時期が僕にもありました。(2段構え)
おかしい……さっきまでのどかな道をゆるゆる走っていたはずなのに、気が付いたら目の前にアホみたいな坂が見える……。
「このまま山のはちみつ屋さん行くのも良いけど、せっかくのグループライドなんで面白い方を選択してみました☆」
「ちなみに以前登ったことあるんですが、あんまり記憶が残ってないので……まあ、そういうことかと思います」
しかし、主催者が「ここを行く」と言っていれば、行かないわけにはいきません。
それにこういう坂は見掛け倒しなことが多く、案外そんなに長くないというパターンも多いのです。
見えている部分は強烈ですが、そこさえ乗り切ってしまえばおそらく大丈夫でしょう。
なんかもう薄々分かってたよね。
すでに敗戦ムード濃厚ですが、ふと隣を見ると尋常じゃないほどの汗をかいているたいっちゃんが。
自分もなかなか瀕死状態ですが、それを上回って今にも熱中症で倒れるんじゃないかというくらい汗が滴り落ちています。
「今日はずっとアウター縛りだよ。命を削ってペダル踏んでる(震え声)」
なんとたいっちゃん、どっかのゴリラックマよろしくアウター縛りで登っていた模様。
確かに重いギア踏んでるなあ、とは思っていましたがまさかアウターだとは思いませんでした。
にしても、知らないところで一人ひっそりと強度を上げていたのか……ゆるポタとは一体…。
その後、なんとか激坂を超えて「相模湖自然公園ふるさとの森」を通る林道へ。
ここもすでに何回か走っていますが、日陰が嬉しく走りやすいのでお気に入りの道です。
「…………ダッ」(下りから上りになるところで、唐突に無言のアタック)
「クッソこれだよ!!!!だからチラチラ後ろ確認してたのかあの人!!!」
ということで、今日何度目か分からない輪さんの無言のアタック( ´_ゝ`)
もういよいよ本性隠さなくなってきましたね( ´_ゝ`)
暑さが出てきたので、山のはちみつ屋さんで一休み。
上の写真は今までのことを全て棚に上げてシレッとしてる輪さん。
まさにっ…外道っ…!!
山のはちみつ屋さん以降はこれまた生かさず殺さずのアップダウンが続きます。
飯能やときがわ、特に奥武蔵GL周辺はキツめの斜度でガチッと登らされる所が多いですが、相模原は細かいアップダウンをしているうちに「気が付いたら獲得標高1000超えてた」みたいな感じです。
既に自分のサイコンを見てみると、獲得標高は1000mを超えていました。(尾根幹を含む)
しばらくは止まることなくアップダウンの繰り返し。
時折、狭い路地裏のクソキツイ坂が出てきたりして死にかけますが、先ほども書いたように生かさず殺さずの絶妙なレイアウトです。
と、思っていたのもつかの間、「ここ結構良い感じの斜度でトレーニングする人には向いてるんですよ」と言われ案内されたのは平均斜度12%のクソ坂(‘ω’)
STRAVAだと短い区間ですが、これに前後350mくらいを合わせた約1kmの坂になります。
ここが思いのほかツラく、しかも輪さんが後ろが千切れようとお構いなく登っていくのでついていくので精一杯。
そして登りきったところで、
ほどなくして、たいっちゃんとKさんも登頂(´∀`)
お二人とも速い(´∀`)(そして片方は相変わらずアウター縛り……)
が、ここでもやはり鬼の輪さん。
「止まらずにそのまま流していきましょう」と、二人を休ませないっ……!!
脚を休ませる時間を決して与えないっ……!!
まさにっ……外道っ………!!
ただ、幸いなことにその後はほぼ下り基調。
トンネルが多く、冒険感があって楽しいです(`・∀・´)
夜の時は超怖そうですが。
お昼ご飯は痛風丼
そんなこんなで、なんとか道志道のセブンへピットイン。
ようやく休むことができました。
その後、ここでお昼ご飯についての相談。
相模原といえばSTUMPか双龍かくらいの雑魚知識しかない僕ですが、どうやら輪さんの話によるとお魚が食べられるところに連れて行ってくれる模様です。
道志道の方から宮ヶ瀬湖へと抜けて……
なんかよく分からない道をひたすら登っていきます。
この辺りになると方向感覚すらなくなって、もはやどこら辺を走っているのかすら見当がつきません(´∀`)
なんとか攣りそうな左足をかばいながら到着したのは、川沿いにある小さな食堂。
ここは釣り堀に併設されている食堂らしく、色々なメニューを手頃な値段で食べられるようです。
釣り堀で釣った魚も調理してくれるとか。
お店の方のお話によると、ちょうど少しだけ手に入ったようでマスの親子丼が食べられるとのこと。
実はマス自体初めて、かつ魚卵系は苦手なのですが、せっかくの機会なので食べてみることにしました(`・∀・´)
そして運ばれてきたのがこちら!
名前はそのままでマスの親子丼です。
勧められたようにわさび醤油につけて食べてみると、川魚の臭みは全くなく、また身がコリコリしていて独特の美味しさ。また、イクラの方は既に味が染み込んでいるのでそのままご飯と一緒に食べますが、こちらも想像を上回っていました。
何より自分は魚卵系が苦手なのに、この痛風丼に限ってはめちゃくちゃ箸が進みます。
イクラの量間違えてんじゃない?というくらいの大量のイクラ。
掬っても掬っても無くならない気さえしてきます(´∀`)
が、このマスの親子丼、意外とご飯の量があるので半分くらい食べ終わったところで意外とツラい。
食べきれないことはないのですが、「ちょっとご飯多いかな…」と感じるレベルです。
元々疲れてくると食べれなくなってくるタイプですが、フードファイター部を目指す者としてなんとか完食。食べ疲れた感はありましたが、とても満足なお昼ご飯でした(´∀`)
(ただ、輪さんも言っていましたが、この食堂は元々釣り堀にくる方に向けた者ですので、大所帯のグループライドには不向きかと思います)
お昼ご飯を食べたあとは、来た道を戻って橋下へ。
川の水がとても綺麗なので写真を撮りたかったのですが、疲れていて「もういいや」と適当に撮ったらこんなボケボケに。
その後は特に問題もなく、無事に橋下周辺へ帰還。
八王子に戻るたいっちゃんと地元の輪たろうさんとはここでお別れして、同じ東京都民のKさんと都内へ戻っていきます。
いつも橋下へ来る際は尾根幹を使っていたのですが、Kさんに教えてもらった多摩ニュータウン通りの方はアップダウンもほとんど無く、疲れた足には優しかったです(´∀`)
途中までKさんに引いていただいたところで離脱、僕も無事に帰宅してライドを終えました。皆さま、一日ご一緒させて頂いてありがとうございました(´∀`)
おまけ
別れ際、
「疲れかたからして、絶っっっ対今日のTSSは200後半いってますよ」
と輪さんに訴えたのですが、
「んなわけないでしょ笑 ゆるポタなんだから良いとこ100くらいだよ」
と決して非を認めようとしなかったので、ここに証拠を置いておきますね(‘ω’)
350いってたんですがそれは(‘ω’)
まあこれを見ても、
「いや、僕は悪くない。真面目にZWIFTやってなかったANJが悪いんだ。今日は正真正銘のゆるポタだった」
とか言ってる姿がありありと目に浮かぶので、最後にこの画像で締めたいと思います。