こんにちは、ANJです。
なんだかんだで長らくブログ更新しておらず、なんと書くのは4ヶ月ぶり…もうログインパスすら忘れておりました(`・∀・´)
さて、今回は「第7回 榛名山ヒルクライム in高崎」についての記事です。(去年が初出場で、その時の記事はこちら)
去年初めて出てから「めっちゃ楽しいやんけハルヒル(`・∀・´)」となり、固定ローラーをメルカリで買い、パワーメーターをしののんさんから譲ってもらい……と色々チャリ課金するキッカケとなった大会でもあります。参加人数は今年も7000人超(違ってたらごめんなさい)と、富士ヒルや乗鞍と並んで日本最大級の規模になっているため、エントリーや宿の予約など当日以外でも熾烈な競争があったりなかったり。
また、これを読んでいる方はその多くがハルヒルに出たことがあると思いますが、まだ出たことのない方もこれを読んで少しでも「来年のハルヒルは出てみようかな」と思ってくださると嬉しいです(´∀`)
前日
ハルヒルは前日受付制であり、ほとんどの方が高崎市周辺に前乗りするという形をとります。
自分も例に漏れず、今年も高崎駅前に宿泊して当日の朝早くに車で会場へ向かう予定です。(駅周辺のホテルはエントリーの時点で予約で埋まってしまい、前橋駅の方へ泊まる方も多数)
ちなみに前日は頂上の榛名湖畔でTT大会がありますが、多くの方は翌日のヒルクライムのみエントリー。なんかいつも荒ぶってるチワワタコたんさんは、今年も元気にTTを走り回っていたようです。
それはさておき、
今回は姉氏もエントリー(榛名神社コース)しているということで、去年一緒に来たじゅーのさんたちとは別行動。
姉氏も出ることになった途端に両親が「よっしゃ!一緒に行くで!車で送ってったる!!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」となりましたが、ワイ一人(去年)だと「ほーん、ええやん。頑張ってな(適当)」で済まされます。この差は一体……(震え声)
体育館では前日のイベントが開催されており、山の神森本さんがステージ上に。確か去年から参加していたと記憶していますが、今年も来ていたようです。
ちなみに物販ブースにはGOKISOも出展しており、森本さんのレース用機材が展示されていたりします。
ハルヒルは参加費6000円(コース、年齢により変動します)ですが、実は受付時に渡されるゼッケンに1000円分の金券がついており、実質5000円という嬉しい一面も。
というか、そのほかにもゼリー飲料とか羊羹とかを貰えたりするので、実際にはかなりお得なのです。その上、当日には公道を封鎖して走らせてもらっちゃたりしているので、これはもう実質タダ!すごい!ハルヒルすごい!!
ワイは金券を発動して靴下をゲット。
ついにユニクロ靴下を卒業しました。ついでなので、明日の本番はこれを履いて走ることにします(`・∀・´)
また、夜になると高崎駅前はハルヒル参加者で溢れます。もともと駅前は繁華街なので人も多いですが、サイクルジャージを着た方もちらほら。
今年は駅ビルに入っている「スパゲッティー専科はらっぱ」で、かの有名な高崎パスタを食べることに。
自分が頼んだのはエビとトマトのなんちゃらかんちゃら。
麺も熱いのにクリームも熱いという二重の責め苦に苦戦しましたが、なんとか完食。
そして食後のデザートにはバニラアイス(´∀`)
色々味が選べましたがたまに変に甘すぎたりするので、こういう時は王道を往くバニラですよバニラ。
あと一応レース前ということで、体調の確認。
こちらがワイがSTRAVAで管理している(してない)CTLなどの各種数値になります。
パワメをつけてから見れるようになりましたが、全然使ってないです( ^∀^)完全に猫に小判状態( ^∀^)
そしてパワトレしている方はご存知かと思いますが、Fitnessの数値が比喩でもなんでもなくクソ雑魚ナメクジ( ^∀^)ワロタ
画像はハルヒル後のものですが、実はFitnessが今まで50を超えたことがなく、100とか維持してる人ってどんだけスーパーサイヤ人なんや……とドン引きしてたりします。
当日
当日は朝5:40くらいに会場入り。
高崎駅から会場までの道は激混みなので、一本外れた道から向かうことに。(それでもギリギリ)
去年も驚かされましたが、荷物預かりの段階から人が多いこと多いこと。
荷物を預けた後はそのまま流れで体育館前を通ることになるので、自転車を駐めてトイレタイム。
朝弱い&お腹弱い勢としては、こういうトイレが激混みするイベントがかなり辛い……。
トイレを済ませたのち、グラウンドの南側にある芝生で姉と合流を試みますが、いかんせん人が多すぎて断念。まあこれだけいれば中々出会えないですね…。
とか言いましたが、しれっと楓鈴さんと合流。
ストレッチをしている楓鈴さんと話しながら、出走順を待つことに。
楓鈴さんは去年いきなり覚醒して55分台を叩き出しており、今回のエントリーは4000番台。(自分は5000番台)ローラー練などもほぼやらずにこの記録なので、もう笑うしかありません。
荷物を預け忘れたとか、でもやっぱり大丈夫だったとか、お腹が痛いとか話しつつ、「そろそろ時間的に出走かな?」と、僕たちもグラウンドに降りて待機列に加わることに。
が、
そういえば、アナウンスが
「第一から第五ウェーブの方は〜」
みたいなこと言ってたわ草。
ということで、今まさに出発しようとしている待機列に急いで加わります。
6000番台で出走することになってしまいましたが、「なんでそんなに速いのにその番号なの?」という方も多いので、そういった方の後ろにつけば大丈夫だから…(つけるとは言ってない)
順々に前のウェーブがスタートしていき、気がつくともう目の前にスタートゲートが。
去年10月の檜原ステージでもそうでしたが、やはりこのスタート直前の雰囲気だけはいつも慣れません。
「そうですか?私、ハルヒルに関しては古参だからか、もう緊張しませんわ笑」
と、緊張する僕とは対照的に、隣の楓鈴さんは涼しい表情。
〜スタート直後〜
「さっきの『もう緊張しませんわ(`・ω・´)キリッ』は何だったんですかwww」
とはいえ、すでにスタートしているので二人で固まりつつ計測開始地点へ。
計測開始地点を過ぎると、多くの方がスピードを一気にあげて抜いていきます。
暗黙の了解ですが、高速道路のように左側は走行車線で右側は追越車線となっており、速い人は右側から次々と前へ。
このハルヒルの難しいところはコースの特性とペース配分で、
・前半は斜度が緩いためドラフティングの効果が大きく、出来れば集団についていきたい
・ただ後半以降は斜度が徐々にきつくなるため、ペース配分しっかりして余力残してないと死ぬ
というジレンマがあるのです。
楓鈴さんの話だと「神社を40分以内でパス出来れば一時間は切れる」ということなのですが、そんなペースで行くとワイに待っているのは死のみ(‘ω’)
ということで集団についていくことは諦め、序盤からかなりペースに気を使いながら走り始めました。
パワーメーターを見ていると意外と簡単に250wとか出て「あれ?そんなに辛くないな?もしかしてワイいけるんちゃう?」となりがちですが、実はこれは罠。
ローラーする方は分かるかと思いますが、これは所謂前借りをしているためであって、無酸素領域を使い果たした後に一気に出力が下がってしまいます。
パワトレ講座でえーぞうさんも仰っていましたが、FTP計測を初めてやる人は前半にトばし過ぎるため後半にタレる傾向があるそうで、まさにこれのことです。
特にハルヒルやHINOHARAステージのような一時間前後パワーを維持する必要があるレースでは、このパワーを前借りしてしまうと後半に必ず響いてしまうため、ちょっと余力を残しすぎるくらいが自分的にはちょうど良いんじゃないかと思う今日この頃です。
………とか自信満々に言いましたが、当の本人は初心者コースゴールを過ぎた頃にはこんな感じになっていました(白目)
というのも集団に置いていかれてからというもの、全く足の合う方がおらずほぼ一人旅。
と思ってたら後ろに人たくさんいたわオワタ( ^∀^)思いっきし風除けにされてるやんけ( ^∀^)
そのままダラダラと中盤戦をこなし、気がつけば神社をパス。
タイムを見るとすでに40分30秒くらいで、これは1時間無理そうだなーと思いつつ最後のセクションへ。
なんとかキツい区間を耐え抜いて、カーブの上で声をかけてくるおっちゃんをガン無視し、残り0.5kmの看板を通過。
沿道の方々が「頑張れー!あと少し!」と声をかけてきますが、
心の中ではもうずっとこの呪詛を吐き続けておりました(‘ω’)
ヒルクラのラスト500mはクソ長い(‘ω’)
そして、どうにかこうにか神社以降の区間を耐え抜きゴール。
結果は58:41でした。(STRAVAの記録)
去年は堂々の1:11:30だったので、少しは速くなってて安心しました。
が、相変わらずハルヒルみたいな斜度きつくなってくるコースは最後全く踏めなくなるので辛さしかありません。
PWRは3.5しかなく奥武蔵BC U-PWR4の下限ギリギリで、えーぞうさんに追放される寸前だった:((; ‘ᾥ’ ;)):
危なすぎる:((; ‘ᾥ’ ;)):
あ、それとチワワとペルシアンタマホームは今度殺すので首を洗って待っていてください(´∀`)(イキれる所はイキっていくスタイル)
榛名湖〜下山
ゴールゲートをくぐって荷物を受け取ったあとは、じゅーのさん達とばったり会ったので合流させていただくことに。
話を聞くと、米神ことたかいずみさんは遂に50分切りを果たしたらしい……
流石すぎる…これは富士ヒルも期待ですね。100さんとのバチバチ頑張ってください(`・∀・´)
その後にズッキーさんともばったりエンカ。
ただフェロージャージ姿は初めてだったので最初誰だか分からず、「誰だ!!この人は誰だ!!とりあえず『お久しぶりです〜(‘ω’)』って言っておくか!?」と思っていたのは内緒(‘ω’)
先に下山待ちのレーンに自転車を置いてから、今度は下山まで温まるために屋台の方へ。(この日は上も曇っており、榛名湖は結構寒かったです)
屋台の方では有料でうどんや豚汁などが振舞われていて、汗で冷えた体を温めることができます。他にも無料のマッサージブースなどもありますがここでは割愛。
そしてこちらは、スタッフの方から頂いた梅干しちゃん。
自分史上最強に酸っぱく、残念ながら完食は断念しました…:(;゙゚’ω゚’):(タイトル回収)
ここら辺からTwitterで知っている方々と合流したのですが、話を聞くと皆さん示し合わせたように50分台前半〜40分台。
………???
わけがわからないよ……?????インフレしすぎてない……???
また去年よりも早く登ってこれたからか、下山も去年より1時間早かったです。
ただ、やはりと言うか下りで落車している方をちらほら見かけました。中には立ち上がれていない人もいたので、明日は我が身と思いかなり慎重にダウンヒル。
…と思っていましたが、それでも無理な追い越しや何故か人と人の間から抜こうとする方に遭遇……(>人<;)
あとQ様にパイコンのプレゼンをされて物欲が……(>人<;)(ダウンヒル関係ない)
上の写真はハジメさん、じゅーのさん、Q様の三人。
米神様もいたのですが、僕の隣にいたのでフレームアウトしてます(‘ω’)
ちょっとヒヤリとした場面もありましたが、無事に会場まで下りその後に解散。
先に降って来ていた姉とも合流し、無事に帰路に着きました。(姉も事故なく降れたようで一安心でした)
ちなみに姉は試走の時よりも10分も速くなっていたようで、無事に完走したとのこと:(;゙゚’ω゚’):
ほぼ乗ってない&チャリもクソ重い(11~12kgくらいありそう)のに:(;゙゚’ω゚’):
そしてその日の昼ごはんは、
餃子に、
ラーメン(大盛り)に、
シュークリーム(`・∀・´)
罪の味でしたが、めっちゃ美味しかったです(`・∀・´)
フードファイター部入部に向けて鋭意邁進して参ります(震え声)
おわりに
今年で2回目の参加でしたが、やっぱりハルヒルは規模がデカいですしお祭り感があって楽しいです。
知っている方が大勢出るということもありますし、えーぞうさんの言葉を借りるなら「同じ空間で一緒に頑張れるというのが楽しさの一番の要因」なのかもしれません。
また、ハルヒルはレースとイベントが両立している大会でもあるので、「レースはあんまり好きじゃない…」という方でも個人的には是非一度出てみることをおすすめします(´∀`)
もちろんタイムを狙うのも達成感がありますし、皆とワイワイ前乗りして走って食べて、というだけでも全然楽しいと思うので(´∀`)