今回のライドはときがわ~秩父のグルぽたライド。
絶品ばかりで食べてばかりのルートですが、獲得標高も1700m弱とあり摂取カロリーは実質ゼロの神ルートです( ´_ゝ`)
※今回のライドでは、主催者のえーぞうさんへの好感度が急上昇、急降下していますが、決して僕が情緒不安定とかそういう理由ではありません。読んでもらえると分かりますが、原因は全てえーぞうさんにあります。何卒ご了承ください(゚д゚)、ペッ
【動画はこちら。読了後再生を推奨】
企画説明
時は八月の中旬。
実家に帰省するもよし、仲間たちとライドに出かけるもよし、家族と旅行に出かけるもよし、の夏休みもそろそろ終わり、来週からはまた地獄の平日が待っている………という夏休み最後の土曜日、ときがわ~秩父方面でのグループライドに行ってきました。
主催者はこの前の「はらいちBC」で御一緒した えーぞうさん。
実は、はらいちBCの企画が立つ前から今回のグループライドで御一緒する予定だったのですが、その前にはらいちBCがあったことで2回目の顔合わせとなりました。
まあ、そんな前置きはそこそこに今回のライドの概要を。
まずルートはこちら。
小川町駅近くにある、「和紙の里ひがしちちぶ」をスタート&ゴール地点とし、二本木峠~定峰峠~堂平山と走り、引き返して裏定峰をダウンヒル。
その後は長瀞の方に抜けて塞神峠(かなりマイナー)を越えて「たてがみ」でお昼ご飯。
最後はまた和紙の里に戻ってくるというコースとなります。
距離は75km弱で、獲得標高は1761m。
コースプロフィールを見ると山が3つありますが、全て緩い登りorきついけど短いので恐らくゆるポタになるはず。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
さて、コースの紹介を終えた後はお決まりのメンバー紹介へ。
メンバーは全員で4人(僕を含む)。
まずは主催者のこの方!そろそろLOOKに乗り慣れてきて、本格的に峠TTを考え始めている長身クライマーえーぞうさん!次のレースは乗鞍HC!FTPはついに4倍に突入!
総距離313km!獲得標高3085m!直江津300を達成した自称・無害なカエルことkokuneさん!300kmをあの激重装備で走破する人のどこが無害なんだ!絶対黒やろ!
「やっぱりポタが好きです。フラぺはいいぞ」
なんとフラぺでSR達成!しかも今日のライドの翌日には200kmブルべを控えている底なしの体力の持ち主で、レースでの入賞経験もある ゆにさん!でもなぜいつもピューロランドにいる!?
「シナモンシナモンシナモンシナモンしn」
………….あれ?今日のメンバー、変な人しかいなくね?
なんか「ゆるゆるのグルメライドですから!」って聞いてたのに、メンバーが……メンバーが……!!
という感じで、一抹の不安を抱えたままついに当日。
スタート地点の最寄り駅である小川町駅へと輪行でワープします。自走すると普通に70km近くなるので普通に自粛。まあ、とりにくさんあたりなら「えへへへへへ(●´ω`●)」みたいな感じで走ってしまいそうですが……。
この日は朝から8月とは思えない肌寒さ。というより今まで超猛暑続きだったのに、急に落ち着いたのでそう感じたのかもしれません。
スッカスカのダイヤ+めっちゃ面倒くさい乗り換えを経て、ようやく小川町駅に到着。
ちょっと集合時間までに余裕がないので急いで組み立てて、和紙の里へと向かいます。
急いでいたため集合場所の駐車場を過ぎてしまうというハプニングもありましたが、kokuneさんに迎えに来てもらいなんとか合流。トランポ組のえーぞうさん、ゆにさんはすでに準備を整えており、「ヤバい時間ギリギリやん…..」とペコペコしながらご挨拶。
えーぞうさんは約2週間ぶり、ゆにさんは初めましてです。
と、挨拶?も済ませた後は軽くルートの確認をしつつ出発前の記念撮影。
ビンディング組とフラぺ組が半々という珍しい状態。
ちなみにフラぺはkokuneさんと ゆにさんです。
二本木峠に落ちる えーぞうさんの黒い影
なにはともあれ出発。
えーぞうさん、ゆにさん、kokuneさん、僕の順に走り出していきます。
最初の峠である二本木峠へと向かっていきます。
やはりときがわ周辺はローディーが多く、僕たちの前にも何名かローディーが走っていました。
15分くらいで二本木峠の入口に到着。
標識もあるので結構分かりやすくて良いですね。見た感じ最初は普通の生活道路です。
「ここから二本木峠です。5kmで平均5%くらいの峠ですし、ゆるゆる話しながら行きましょう」
ナビゲータのえーぞうさんの情報によると、ここは結構緩い峠の様子。
まだまだ時間に余裕はありますし、久しぶりにゆっくり楽しく峠を登れそうです(フラグ)
登り始めて少し経つと、「太陽が!日差しが!」と日向を嫌がる ゆにさん(第2の吸血鬼疑惑)を助けるように、段々と日陰の場所が増えてきます。それに伴って民家の間を縫うように作られた道も、次第に林道といった雰囲気に。
が。
「……..なんかさっきから斜度全く落ちないんですが。平均斜度5%のはずなのに、普通にガーミンさんが10%を指してるんですが(マジギレ)」
「いやきっとアレですよ、全体でならせば5%になるんですよ!最初の方は緩かったですし!」
いきなりローディー特有の胡散臭さが漂っていますが、グルメはまだまだこの先のため、今はえーぞうさんを信じて登るしか道はありません。
泣く泣くペダルを踏みこんでいきますが本当に斜度が7~8%を下回ることがなく、どう考えてもこんなのは平均5%の峠の雰囲気ではない…….。
…..い、いや、絶対こんなの平均5%なわけがないッッ!!!!!
と、血の涙を流したある夏の朝(白目)
それでも、この時はなんとか「絶対5%じゃ収まらないでしょ……」と思いつつ悪態をついて登っていましたが….
なんと後日、えーぞうさんはTwitterで本当の二本木峠のスペックをツイートしていました(*`Д’)
!!!?!?!?
クソがっっっ!!!
やっぱり確信犯じゃないか!!!!
と、ライド早々にANJは心に誓ったのでした(*´∇`*)
現在のえーぞうさんへの僕の好感度は零地点突破して絶対零度。
二本木峠は途中までひたすら林の中を進んで行く感じですが、、頂上が近くなってくると景色が開けるところも。
別に急いでいるわけではないので、皆で自転車を停めて撮影タイム。あんな下の方から登ってきたんだなーと思うと、ちょっと不思議な感覚になりますね。
kokuneさんに撮ってもらった一枚。
僕のサドルの後ろに装着したボトルケージにボトルが突き刺さっていますが、これがこの後思わぬ事態を引き起こすことに……。
そんなこんなで二本木峠の看板に着くと既に休憩をしている先客のグループが。
その中の一人をえーぞうさんはどうやらご存知らしく、「もしかして~さんですか?」と話しかけていました。
その後はなんか流れでその方に写真を撮って頂くことに。
と、この時は「ありがとうございます~」みたいな感じで撮ってもらっていたのですが、実はなんとこの方はMt.富士ヒルクライムでの女子優勝者の方!!
真ん中の方です。
なんかめちゃ走りそうな方だなあとは思っていましたが、まさかそんなすごい方だとは……!
「私撮りましょうか?」って言って下さったスゴイ優しい方でした(*´∇`*)
この時、そうとは知らずにドヤ顔で写る僕。なんか引っ叩いてやりたいですね。
二本木峠からはアップダウンを少しこなして高原牧場へ。
なんか本当に牛などの動物の横断があるらしいです。
牛(☆゚∀゚)!!!
売店でアイスクリームやプリンで補給。大体どれも300円くらいです。
ゆにさんはプリンと牛乳を買っており、ますます吸血鬼疑惑が深まってきました。
この後は下り切ってから定峰峠へと向かいます。
が、高原牧場周辺は切り開かれていて眺めが良いのでダウンヒルもゆっくりに。でもどれがどの山なのか分からないので、口をポカーンと開けて「きれー( ゚д゚)」って言ってるだけです。幼児退行してます。
高原牧場の下りは比較的路面も綺麗で下りやすいです。ただちょっと牧場へ向かう車やバイクが多いので、対向車には気をつけましょう。
定峰峠最速プロジェクト・プロジェクトS
下り切った所にあるT字路を右に曲がって、2つ目の峠である定峰峠へ。(動画の冒頭では「一回のぼったことがある」と言っていましたが、夏に登ったのは裏定峰の方でした)
定峰峠までの道は微妙に登りになっていますが、5%もないのでゆるゆると楽に進んで行けます。
えーぞうさんと喋りながら走っていくと、ほどなくして定峰峠の麓に到着。kokuneさんと ゆにさんは結構のんびり話しながら走っていたのか後ろに姿が見えないので、一旦ここで止まって待つことにします。
定峰峠セグメント前(白石バス停)で後続の二人を待つ間に、話は定峰峠のことに。
「自分、今日は定峰峠だけTTして頑張ろうかなと思っているんですが、ANJさんはどうしますか?」
「ならせっかくだし僕も頑張ってみようかと思います!行けるところまで頑張るって感じで!」
「定峰峠って本当に5%前後の緩斜面がずーっと続くのでTTしやすいですよね。ケイデンスも落ちにくいですし、速い人だと14分台で登りますよ」
「14分ですか!?ちなみにケイデンスはいくつぐらいで…..?」
という感じで適当に作戦会議をしていると、後続の2人が到着。
ちなみに、なぜだか分かりませんが、この時ゆにさんがめちゃくちゃ楽しそうに笑ってます。なんか良い事でもあったのでしょうか。道中にシナモンはいなかったはずなのですが….。
2人が息を整えたところで、えーぞうさんがこの後の予定の説明をしてくれます。
「ちょっと時間が押しているので、定峰の峠の茶屋では休憩せずに一気に白石、堂平山まで行ってしまいましょう。僕とANJさんは定峰だけ頑張るので、定峰登り切ったらピストンしますね」
えーぞうさんがスタートしたのに合わせて僕もスタート。
ついさっきまでTTするなんて思いもしませんでしたが、いざ始まると急激にやる気がわいてきます!
が、前を走るのはFTP4倍を叩き出す えーぞうさん。先日のはらいちBCでもその速さをまざまざと見せつけられています。
ハルヒルでも50分切りしていますし、普通に考えて僕がついて行ける速さではありません。
が、そんな事で最初から諦めてたらタイムは出ない!!
定峰峠は初めて(裏定峰はめんまライドの帰り道で通過)ですが、行けるところまでくっついていって少しでもタイムを縮めるんや!!!
最初の突っ込みは5倍で入るものの、すぐに4.2倍くらいに落ち着きます。
あとはこれを5km維持するだけ……..
が。
ボトル「バイバイやでー!」すっぽーん☆
なんとサドルの後ろにさしていたボトルが開始15秒くらいで落下。TT始めた初っ端にいきなりタイムロスをすることに…..。
この時、えーそうさんには「先に行ってください!」と叫んだのですが、戻ってボトルを回収して前を見ると、なんとそこには僕を待ってくれているえーぞうさんの背中が!!!!
再び走り出し、さっきと同じくらいのぺースでガンガン進んで行きますが….
勾配が上がる場面でちょいちょいえーぞうさんに離されそうになります。
その度に踏み込んでギャップを埋めますが、これを続けていたらすぐに脚が売り切れる予感……。
くそっ…..えーぞうさんにジリジリと離されてる…..!?ギアの選択を少しミスったか…..?だが、少しぐらいミスろうとも俺のテクに破綻はない!!
う、うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
「さ、先に行ってください…..(震え声)」
このままついて行くと明らかにオーバーペースとなるので、早々に先に行ってもらうことに/(^o^)\
最初の勢いはどこへやら、最後はタレタレのタレでなんとかゴールという悲しい結果に…..。
てか前にも書きましたがせっかくパワーメータ―あるんだから、それをちゃんと使ってペース管理すればよいのに感覚だけで走っている…./(^o^)\
ということで、結果発表!!
ドドン!!
クソ雑魚ナメクジワロタ/(^o^)\
ちなみに、えーぞうさんはついに14分台に突入!
最初のボトル回収でのロスが無ければ、もっと縮められたはず……申し訳ございません……。
その後はマスタング方式で後続のkokuneさん、ゆにさんを迎えに行きます。
カメラに向かってピースするゆにさん。余裕のピースだ、エンジンが違いますよ!
堂平山で絶景を見ながら冷たい苺ジュースを飲もう!
皆さんと合流した後は4人で固まって白石峠へと向かいます。
この定峰峠から白石へと続く道は去年の夏に走ったはずですが、なにぶん瀕死だったもので「こんな道だったっけ?」という感じ。ただ、不思議なもので「あ、この柵見たことある!」とガードレールの形は覚えていたりということも。
また、この道はかなりギャップのある段差(減速用に地面に埋め込まれてるやつ)がいくつもあるので、白石から定峰の方に下ってくる際は慎重に。えーぞうさんの話によると、以前中国雑技団も真っ青の大回転をキメた方もいるとか……。
白石峠を通過しそのまま堂平山天文台で休憩。
ここでは、以前Twitterで見かけた施設の方が作ってくれる苺ジュース(実際はスムージーっぽい)を注文。注文してから作ってくれるので、キンキンに冷たくて美味しい苺ジュースが飲めます!
このジュースは1つ200円ですが、自転車で来た女性の方はなんと半額の100円で飲めるという嬉しいサービスも!
今度姉を連れて行きたいと思います(*´∇`*)フフフ…..(※なおその後はパラグライダー装備なしでパラグライダーをやらされる模様)
そしてこちらがその苺ジュース。凍った苺と牛乳、はちみつをミキサーにかけて作るシンプルなモノですが、これが本当に美味しい!量も多すぎず少なすぎずのちょうど良い量なので、最後まで美味しく食べられます。
また、受け取る際にスプーンも言えばつけてくれるので食べやすいです。
ということで、先ほどまで零地点突破していた えーぞうさんの好感度ですがここにきて一気に急上昇。
いや、僕はわかってましたよ。やっぱりえーぞうさんは良い人だって。
こちらは天文台の外観。
この中で先ほどの苺ジュースが売られています。
今日の天気が良い事もあり、堂平山からの眺めは最高の一言!景色を遮る邪魔な木々も無く、周りに堂平山より高い山が無いので非常に解放感に溢れています。
恐らくこの奥武蔵GLの中では1位、2位を争うくらいに見晴らしが良いスポットだと思います。
ちなみにこのあたりはパラグライダーの飛行場があり、パラグライダーのスクールも開校されています。川越駅からの送迎もあるので興味ある方は是非。
噂の幻スイーツ・定峰焼き
さて、今度は来た道を戻って定峰峠の峠の茶屋までダウンヒル。
その後は裏定峰を通って秩父方面に下り、えーぞうさんが予約してくださった絶品スイーツを食べに行きます。
定峰峠でも思いましたが、裏定峰も路面が非常に綺麗でとても下りやすいです。
少し車の往来はありますが、路面のギャップがほとんどないので初心者の方でも安心してダウンヒルが練習できる峠です。
先ほど書き忘れましたが、この定峰峠は頭文字Dでも登場しているいわば聖地で、イニD好きな僕としては結構テンションが上がっていました。まあ僕は普通にATで取ったんですが。
裏定峰を抜けたあたりから、なぜか えーぞうさんが「この後は道なりだからね!じゃっ、夜露死苦ゥ!!」と言い残して緩い下りでぐんぐんと加速。後続の僕たち3人との距離が一気に開きます。
クソがッッッ!!!やっぱりあの人、後続を千切りたくてウズウズしてたんじゃないか!!!詐欺師の血が騒ぎだしてるじゃないかッッッ!!!
と、先ほどの苺ジュースで回復した好感度は再び急降下。しかも今回は絶対零度を振り切ってなおも下降していきます。
とまあ、人知れずにえーぞうさんの好感度がスペースマウンテンの如く急上昇、急降下していますが、それとは別に驚かされるのがあの名言の応用力の高さ。
なるほど、あの輪たろうさんが遺した名言は相手を千切る際にも使えるのか…..としばし感心しきっていました。
そして道なりの先、交差点の一角にあるお店へとピットイン。
どうやらここに幻のスイーツがあるようです。
えーぞうさんが「今日は皆さん頑張ったので、僕からのご褒美です!」と言って渡してくださったのは、「定峰焼き」と呼ばれるどら焼き。
このお店はごく普通のローカルな和菓子屋さんなのですが、この定峰焼きの人気は半端じゃないらしく、いつも午前中で売り切れてしまうとか。地元の方が一人10個くらいガンガン買っていくので、予約をしておいて取り置いてもらわないと買えないんだそうです。
こちらがその定峰焼き。餡はえーぞうさんおススメのクリームです。
どら焼きとのことですが、これがまた普通のどら焼きとは違うらしい。
いざ食べてみると、前評判通りにめちゃくちゃ美味しい!どら焼きってしっとりしているイメージですが、この定峰焼きは逆にふわっふわで、食感はふわふわのパンケーキみたいな感じです。
でもパンケーキとも微妙に違うので、やはりこれは新食感スイーツと言うべきなのでしょう。これに近いスイーツを敢えて挙げるなら萩の月でしょうか。
そしてこれには、未だに急降下を続けていた えーぞうさんの好感度も一瞬でV字回復!
もうえーぞうさん大好き!これからは師匠と呼ばせて頂きます!!
この定峰焼きを販売する「坂本屋菓子店」さん。
知らなければ本当に気づかずにスルーしてしまいそうです。ちなみにサイクルラック有の嬉しいポイントも。
絶品スイーツを堪能した後は、長瀞をかすめて本日最後の峠である塞神峠(さいじんとうげ)へと向かいます。
短い登りをこなした後は、一気に下って皆野町へ。
このあたりはひたすら下り基調の一本道が続くので、黙々と漕いで距離を稼いでいきます。
そのまま道なりに行くと長瀞駅の横、長瀞トンネルへとぶつかるのですが、このトンネルは長い上に交通量が多いのでその左側にのびる歩道兼自転車道に回避します。
この道はすぐ横を流れる荒川を木々の間から見下ろすことができ、国指定の名勝・天然記念物である長瀞岩畳も上から望むことが出来ます。面白い岩の形ですね~( *´艸`)
落ち葉や小枝が少し多いですが、この道はスピードを出す道でもないのであまり気にならず。
観光用の小道という感じですね。
STRAVAにもセグメントがない!?知る人ぞ知る塞神峠
そしてこの小道を抜けたあとは、いよいよ最後の峠ある塞神峠です。
えーぞうさん曰く、ここの峠はかなりマイナーな峠でSTRAVAにもセグメントが存在しないとか。
「ここから塞神峠です!割とパンチのある峠なので、それぞれのペースで登りましょう!」
「あ~~分かる~~この先段々道が細くなっていって斜度がキツくなってくる未来が見える~~(諦め)」
と峠が始まる前からグダグダになってますが、お昼ご飯はこの峠の向こう。
クソ坂が待っていると分かっていようと、登るしか道はありません。
最初の300mくらいは8%くらいの斜度でしたが、カーブが始まるあたりから急に道が細くなってきて斜度が10%を超えてきます。
迷わずにインナーに落として、早速ゆるゆるクライムを開始。
途中、2回ほど分岐があるのでそこは注意して登ってください。
ただ、間違えて違う道を登っても行き止まりになっているので、その度に戻ればいつかは頂上に着きます。
僕は絶対に嫌ですが。
この塞神峠、所々エグイ斜度や巻貝が出現し、イン側を通ると平気で20%を超えてくる鬼仕様。
それもそのはず、後日ルートラボで確認した結果、距離自体は短いものの平均斜度は9.8%という中々の峠です。今まで登った峠の中と比べると、斜度的には梅ノ木が近いかなという感じ。
これを「パンチがあります☆(てへぺろ)」で済ませる えーぞうさんマジ絶許。
ということで、またまた好感度は急降下。仮想通貨並みの勢いで大暴落していきます。
さっき「師匠と呼ばせて頂きます!」と言ったな。アレは嘘だ。
なんとか登り切って記念に撮影。
ほどなくして、kokuneさんと ゆにさんも登頂。
ゆにさんは最近あまり乗っていないというにも関わらず、なんと脚つきなしで登ってくるという凄すぎる結果に!すごすぎワロタ/(^o^)\
塞神峠からダウンヒルする途中に、地域の方が生活水にしているという湧き水で喉を潤します。
「日本水」と書いて「やまとみず」と読むそうです。
秩父一の豚丼を食す!たてがみさんで絶品豚丼を堪能!
その後はアゴに蝉爆弾(ダウンヒル中になんか蝉が突っ込んできた)を喰らうというハプニングもありましたが、無事に下り切ってお昼ご飯の「たてがみ」さんへ。
橋の下の川では、スタンドアップパドルボートをやっている人たちも。めちゃくちゃ気持ちよさそうで、今度やってみたいです(*´∇`*)
こちらが、えーぞうさんが「秩父で一番美味しい豚丼が食べられます」と太鼓判を押す たてがみさん。
暖簾を見る限り、夜は焼肉酒場のようですが、ランチでは炭焼き豚丼を提供しているっぽいです。
やはりおススメは豚丼のランチセット。みそ汁とキャベツがついてきます。
あまり食べきれる自信が無かったので、僕は並みをチョイス。全員同じ豚丼のランチセットを注文しました。
料理を待つ間に、ゆにさんのブルべの話について色々聞いているとブルべ勢のぶっ飛んだ話がちらほらと…..。
「300kmが一番楽しいですよ。色々なところ走れますし、楽しめる距離だと思います」
_人人人人人人人人_
> 楽しめる距離 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
「400kmは本当に人権無いです。あと惰性で100km走ってました」
_人人人人人人人人人人_
> 惰性で100km <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
そして運ばれてきたのがこちら!!
並みですが中々ボリューミーで、見ているだけでよだれが出てきて「あ、これ美味しいやつだわ」ってなります(*´∇`*)
セットでついてくるお味噌汁もすごく美味しくて、ちょうどよい塩味が体に染みわたります。
さっき「ぶっ〇してやる!!」って言いましたが、前言撤回。
えーぞうさんホント神。マジ唯一神。え、もしかして旧約聖書とかに出てきてたりとかします?
「いやー塞神峠を登ってるときは『もうブログでメタクソに書いてやる…..!!!』って思ってましたけど、僕が間違ってましたよ!」
今回のコースの良い所は、お昼ご飯のあとは平坦を10kmほど走ってゴールという点です。
某BCみたいに吐きそうになりながら千切れる準備をしなくても良いので、かなり心理的に余裕があります。
ライドとしてはちょっと早め、3時半ごろに和紙の里に帰ってきました。
逆にあまり遅くなると帰りが疲れてしまうので、結果的に良かったと思います。
えーぞうさんと ゆにさんはトランポ、kokuneさんは自走、僕は輪行で帰り道へ。
小川町駅(JRの方)はダイヤスッカスカ(次の電車は45分後)なので、帰りは東上線の方で帰りました。ときがわの唯一の難点としては、アクセスが難しい点かもしれませんね。
おわりに
ということで、今回御一緒してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
特にえーぞうさんには何から何まで手配して頂き本当に頭が上がらないです…..!
また機会がありましたら遊んでやってくれると嬉しいです(*´∇`*)
そして今回のえーぞうさん主催のときがわ~秩父ライドですが、本当に食べては走り食べては走りの最高グルメルートなので、興味のある方は是非走ってみてください!
特に定峰焼きとたてがみさんの豚丼はやみつきになると思いますよ!