今回はパワーメーターのお話。導入から約2週間経ったので、ようやく記事にしてみました。
パワーメーターとは?
そもそもパワーメーターって聞いたことあるけど、それって実際なんなの?
という方が多いと思いますが、要は自転車を進ませる力をより分かりやすく数値化したもの。
力(トルク)× ケイデンスで求められる出力値のことで、単位は仕事量W(ワット)です。
この出力値というのは、心拍やスピードなどと違い絶対的なもの(心拍は時間帯によって結構差があったり、スピードは地形や風向きなどに大きく左右される)で、どんな状況においても自分の状態を測ることが出来る正確なものさしの役割を果たします。
つまりこの出力値が分かることで、トレーニングの指標に用いたり、ペース管理に用いたりといったことが可能になってくるわけです。この前ジロで伝説的な大逃げをしたフルームも、ひたすらパワーメーターを見ながら走っていましたよね。(しかもきっちり300wで踏み続けてる)
また、このパワーメータ―というのはガチな人たち(競技志向の人たち)しかつけていないイメージがありましたが、近年はどんどん低価格のものが発売されるようになって、ホビーライダ―でも導入する人が増えてきました。
と言っても、普通に5万円以上するものなので、先述した「低価格」というのはあくまで金銭感覚がぶっ壊れたローディー基準のものですありがとうございました。
導入のきっかけ
さて、前置きが長くなってしまったのですが、パワーメーターを導入したきっかけから。
以前、都民の森TTの記事でも書いたように、5月の終わりごろから真面目にローラーに乗るようになった僕ですが、並行してトレーニング関係の記事を読み漁るうちに「やばい!パワメ欲しい!」とパワメ欲が大きくなってきていました。
他にもビッグプーリーとかウェアとかが気になっていましたが、やはりまずはエンジンを鍛えるのが先決だろうということで、トレーニング機材であるパワメが第一候補となったという経緯があります。
また、ハルヒルなどでも御一緒したきっちゃんさんが、「パワメ使ってないから格安で譲るよ!」と言って下さり、pioneerの左クランク105を譲って下さる流れに。これであとはクランク移植用の工具を揃えるだけになりました。
パワーメーター以外に買ったもの
ということで早速注文し届いたクランク取り付け工具。正式名称は知りません(*´∇`*)
クランクキャップ外しとでも呼んでおきましょう(絶望的なネーミングセンス)
なんとこの工具、見た目からしてチープですがお値段も400円弱と、金銭感覚ぶっ壊れたローディーからすると実質タダ。(ガバガバ理論)
まあこれが無いと外せないのですが……。
こんな感じに、クランクキャップにぴったりはまるようにできています。
使い方はクルクル回すだけ。
そしてこちらはパワーメーターに必須のマグネット。
パワーメーターはトルク×ケイデンスで算出されるので、必然的にケイデンスを図るためのマグネットが必要となってきます。
中身はこんな感じ。
Amazonで2つ入りが約2000円で売られているので、別で購入しました。
重ねて持っているのは高さ調節用のクッション。
これをチェーンステーのBB近くにつけます。
ただ、これはパワーメーターがしっかりと磁石を感知するために、位置を細かく調整しないといけないので、取り付ける順番としては一番最後になります。あくまでこんな感じに着けるよっていう紹介だけです。
いざ取り付け!
そんな風に工具等を揃えている間に、いよいよ大本命のパワーメーターがきっちゃんさんから届きました!.。゚+.(・∀・)゚+.゚
丁寧に新聞紙でくるまれております。
茶封筒に入っていたのは保証書や説明書。
なんやこの素晴らしい対応…..!業者か…..!?(゚∇゚ 😉
そして届いた本体がこちら。
pioneerの105左クランクです!
上から見るとしっかりとパワーメーターがついています。
まだ自転車につけてませんが、すでにテンションはMaxです。
さて、早速取り付けを行ってしまいましょう。
まずは既存の左クランクのネジを緩めていきます。
2本のネジを両方とも緩め終わったら、こんどは落下防止用のツメを引っ張り出します。
↓こんな感じ。ここまで引っ張りだせばOKです。
そしたらこの状態で、あのクランクキャップ外し工具をセット。
クルクルと回して取り外していきます。非力な僕でも簡単に外れたので、ここの作業は女性でも簡単にできそうです。
無事に取れました。グリスはあんまり汚れてない?
クランクキャップを外すと、このようにポッカリと穴が開いています。
あとはエイヤ!っとクランクアームを引っこ抜くだけ。
取れました。
あとは、パワーメーター付きのクランクをはめ込んで上記の作業を逆再生していけば完成!
普段チェーン掃除くらいしかやらない僕でも簡単にできたので、交換する予定がある方は是非自分で挑戦してみてください!(ロードバイクにしては珍しく工具がめちゃくちゃ安く、作業も簡単なので!)
ということで、以上パワーメーターの取り付けでした。
使ってみてのインプレは、また別で書こうと思います!