雨の週末は尾根幹へ!華金ナイトフィーバーライド!

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尾根幹。
そこは夜な夜な血に飢えたローディー達が、獲物を求めて彷徨い走る無法地帯。
昼間は広々とした綺麗な幹線道路ですが夜になるとその姿は180°変わり、フラッと迷い込んだローディーたちを次々と飲み込んでいく非常に危険なサイクリングスポットに変貌します。
まあ、簡単に言うとバミューダトライアングル的なアレです。
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今回は、そんな魔の無法地帯・尾根幹で行われたグループナイトライドの模様をお送りしていきたいと思います。

【ライドの動画です。読了後再生を推奨】

集まるローディーたち

きっかけは火曜日にかっしーさんが呟いたあるツイート。
梅雨に入り週末の天気が安定せず、確実に晴れる金曜の夜に走ろうとしたらしいのですが…..
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そこに自走芸人・とりにくさんが反応。ここからナイトライドの流れが始まります。
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幸いにも僕も予定はなかったので参加することに。
するとQ太郎さんも食いついてきて、次第に人数が増えてきました。

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その後もツイートを見た方々が次々と参加を表明。
人数は雪だるま式に増えて、当日のメンバーはこんな感じ。

かっしーさん
鏡餅さん
きっちゃんさん
ゆたさん
しょっとこさん
ちぇんさん
みもりさん
なかせさん
空条Q太郎さん
スケケンさん
kskさん
カツパパさん

以上の12人に僕を加えた計13人となります。
ちなみに、最初に参加を表明していたとりにくさんと まりおさんは遅くなるそうで、基本的にはソロでトレーニングしつつ、スライドしたらご挨拶に伺うとのこと。
また空条Q太郎さんも出発が遅れるとのことで、途中から合流するという予定。

尾根幹へ出発

当日の金曜日は温度は20℃くらい。
暑すぎず寒すぎずのちょうど良い気温です。
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渋峠ライドの際は警察に止められましたが、今回は早い時間なのでノンストップ。
夜になると交通量が減るので、あっという間に味の素スタジアムまで到着しました。ここから尾根幹の入口である矢野口までは15分もかかりません。
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ということで、尾根幹の入口である矢野口に到着!
まだまだ深夜ではないので、交通量はそれなりにあります。
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ちなみに尾根幹というのは、正式名称を「南多摩尾根幹線道路」という多摩川の脇にある矢野口から橋本までを繋ぐ幹線道路のこと。
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橋本の方が矢野口より高い位置にあるため、矢野口スタートの際は登り基調のコースレイアウトとなります。
また、この尾根幹は昼間は交通量のとても多い幹線道路ですが、夜になるとめっきり減ります。そのうえ、路面が綺麗で適度なアップダウンが繰り返されるなど、ローディーにとって非常に都合の良い練習場所となりうるわけです。

今回は尾根幹のBC的存在である矢野口ローソンではなく、そのすぐ近くにある「よみうりランド」へと続く坂、通称・V坂(=ジャイアンツ坂、ランド坂、よみうりV通り)が集合場所。
スクリーンショット (114)
距離は約600mと短いですが、注目すべきはその斜度。最大勾配が15%で平均勾配は10%という激坂NGと何度も言っている僕が登るべきではない坂であることは明白。
そもそも上までたどり着けるかすら五分五分の相手です。

がしかし、主催者であるカッシーさん曰く、

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「ワイとちぇんさんが矢野口に着くまで、V坂死ぬほどリピートしまくって脚削っといてね☆」

とのこと。(自己解釈)
流石かっしーさん、笑顔でサラッと殺りにきてるわ。(風評被害)

そういえば、このブログで何度か名前だけ登場しているかっしーさんですが(以前、御一緒した時のデータが全部吹っ飛んだために記事がありません(’A`|||))、ようやく本格的に登場です。
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試しにV坂を1本登って胃の中のものをすべてリバースしたあと、先に到着していた きっちゃんさんと合流。
どうやら同じV坂に居たようですが、暗くてすれ違った程度では気づけませんでした。

そしてここから続々と、今日ご一緒するメンバーが到着。
つい5分前まで数人しかいなかったV坂の入口が、あっという間にローディー達で溢れかえるという現象が起こります。
また、今回は初めましての方やTwitterでフォローしているけど会ったことは無い方が多く、コミュ障の僕はテンパりながらご挨拶へ。Twitterでのイメージと同じ方や、全く違う方がいて面白かったです。

【悲報】V坂を嬉々として登っていく変態たちしかいない件について

さて、せっかく集まったのにただ話しているだけでは、なんのために集まったのか分かりません。それに、僕たちの目の前にはよみうりランドへと続く勾配10%の壁があります。
となれば、もうやることは1つだけ。

「じゃ、とりあえず登りますか!」

誰が言ったかは忘れましたが、その一言で一斉に準備し始める皆さん。
先ほども書きましたが、目の前に立ちはだかっているのは平均勾配10%の激坂。なのに楽しそうに坂に向かってペダルを踏みこんでいく姿は、まさに走る狂気です。
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1人が走り始めたのをきっかけに、次々と加速していく人たち。
しかし、V坂はまだまだ地獄の入口。この後は連光寺や尾根幹本体が残っており、ここで無駄に体力を使ってしまうと間違いなく尾根幹でガス欠になります。
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また「せっかくアクションカムも回してるし、皆さんを後ろから撮る方に専念しよう…..」と考え、最後尾につくことに。
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三陸ジャージを着た高身長の鏡餅さん。

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続いて、僕と同じ聖グロリアーナジャージを着た登山家ローディー・みもりさんと、

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ダンシングでガンガン踏み込んでいくちぇんさん。

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10%の坂でも全く上半身がぶれないしょっとこさん。
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そして、すでに今日V坂を4本も登っているきっちゃんさん。

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分かっていた事ですが、皆さんめちゃくちゃ速い。
先ほど灰になりながら1本登った際は早々にシッティングに切り替えましたが、それだと秒で千切られてアクションカムに誰も映らなくなってしまうので、歯を食いしばりながらダンシングでついて行きます。

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このV坂はUの字型のカーブをしていますが、ちょうどそのカーブあたりが一番斜度がきつくなる模様。
ここで自分や先を走る方々は失速しますが、しょっとこさんは全く失速せずにそのままダンシングでガンガン進んでいき、その強さの片鱗を見せつけます。
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まだ本日2本目であるはずの僕ですが、これで5本目のはずのきっちゃんさんについて行くのが精一杯。息も絶え絶えになりながらなんとかゴールしました。

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上に着くと、涼しい顔した猛者たちが楽しそうに談笑中。

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(なかせさん)←楽しそう

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(ゆたさん)←めっちゃ楽しそう

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「はぁっ、はぁっ、はぁっ、おえっ」(呼吸困難)

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とりあえず全員そろってから、コースの確認へ。
今度は矢野口の方に戻って連光寺の坂を経由しつつ、天国への階段→尾根幹へと接続するという流れとなります。
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ちなみに、こちらが噂の「赤い彗星」こと、なかせさん。今年の富士ヒルではシルバーリング中最速の1時間5分23秒というとんでもない記録をたたき出した方です。
聞いてみると「V坂は5倍で走りました」みたいなことを軽ーく言ってましたが、僕には意味が分かりません(´∀`*)
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とばし過ぎると後がツラい!?連光寺の坂!

ここからは人外組と後発組に別れて連光寺を目指すことに。
もちろん僕は当然のごとく後発組。先頭を牽くかっしーさんについて行くことにします。
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と、尾根幹に出たところで、明日の朝から用事があるという きっちゃんさんが離脱することに。
ちなみに、きっちゃんさんは7月の頭にあの知る人ぞ知るマジキチイベント・The PEAKS のラウンド5・蓼科に出走予定。皆さんと健闘を祈りつつ、名残惜しいですがここで別れます。
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さて、矢野口から多摩川の上流に沿うように西に向けて走っていく後発組。
先ほど人外組と後発組という書き方をしましたが、勘違いしないで頂きたいのは、この後発組も中々の壊れっぷりであるということ。
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先頭を牽くのは相変わらずかっしーさんですが、特筆すべきはその速度。
さも当然のように35km/hくらいの巡航速度で夜の街を切り裂いていきます。それに加えて、僕はいつもグループライドでは撮影班的な役割で最後尾につけることが多いのですが、この時は順番をミスってしまい、まさかのトレインの2番目に入ってしまうという致命的なミスを犯していました。
そのため中切れを起こすわけにもいかずに、全身から血を噴き出しながら必死に食らいついていくしかないという地獄を味わうハメに。

そして僕の後ろには、ちぇんさん、スケケンさん、鏡餅さん、カツパパさん、kskさんと錚々たるメンバーが続いています。威圧感しゅごい…….。

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「かっしーさん、なんか坂入ってないのにめちゃくちゃ速くないですか….」

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「そんなことないよ。黙ってワイについてこい(イケボ)

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というやり取りを信号待ちの間にしているうちに、連光寺の坂に到着しました。
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ここで先頭は僕の後ろを走っていた ちぇんさんに交代。
僕もこの機に後ろに行こうとしましたが……
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なぜか2番目になりました。
なんでや:((; ‘ᾥ’ ;)):(例のアレ)

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信号が青になったらいよいよ連光寺の坂に突入します。
というかちぇんさんのふくらはぎかっこよすぎワロタwwwめちゃくちゃバキバキなんですけどwww

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後ろ見ると、これから坂に入るからかめちゃくちゃ笑顔のかっしーさんと、やる気満々のスケケンさんの姿が。
先発組に入っても地獄、後発組に入っても地獄ってどういうことなの…….。

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いよいよ連光寺の坂がスタート。
この連光寺の坂というのは、南多摩駅前の交差点から連光寺坂上までの2kmほどの緩斜面のこと。きつい斜度は無いですが、前半にとばし過ぎると後で泣きを見ることになるのが恐ろしい所です。
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先ほどのV坂に引き続き、この連光寺も初めて走る場所なのでちょっと興奮してます。
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一旦斜度が落ち着いたところで、後ろから「脚の人」ことスケケンさんが先行。
最近はお子さんも生まれて自転車に乗れていないと言っていましたが、そんなブランクを感じさせない力強いペダリングで加速していきます。
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後ろのメンバーを撮ろうとしてもブレまくって何が何だか分からないので、諦めて普通に走ることに。
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スケケンさんが飛び出した後も、ちぇんさんが33~35km/hとかなり良いペースで走っているため、ありがたくペースメーカーにさせて頂きます。
それに加えて斜度も緩く、街灯もあって明るいのでとても走りや…..
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「ポウ!!!」

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「!!?!?!?」

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ちぇんさんと僕の後ろから勢いよく抜かしていったのは、合流が遅れていた空条Q太郎さん。連光寺でようやく追いついたようです。
既に30km/hちょっとの速度で走っているにも関わらず、結構な速度差でパスしていきました。

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ちょっと斜度が落ち着いており、脚にも余裕がありそうなのでついて行ってみることに。

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が、反応が遅れたため意外と差がついてしまっており、中々追い付きません。
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信号が赤になりQさんが減速したところで、なんとか追い付きましたが今ぼくの頭の中にあるのは
やべぇよ…..やべぇよ…..
という事のみ。
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案の定、ここから猛烈にタレはじめてしまい速度が一気に低下。
2kmなんてすぐやろ!とか思っていましたが、中々連光寺の終わりの合図であるスノーシェードが見えてこず、心が折れそうになります。

 

と、ここで後ろからkskさんが颯爽と現れてパスしていきます。
この方も今年すでに8000km走られている人外枠で、上半身がブレブレの僕とは対照的に綺麗なペダリングで前のQ様とスケケンさんにブリッジを掛けに行きました。
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終わりはまだか…終わりはまだか….とひたすら漕いでいるうちにようやくスノーシェード区間に突入。
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なんとか到着しましたが、V坂以上のダメージを負った僕。
なんやねんこのメンバー…..クッソ速いやん…..この後ようやく尾根幹とか生きた心地しないんですけど(真顔)
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クッソ速いトレインで集団が崩壊

連光寺坂上で休んだあとは、天国の階段を経由して尾根幹を目指します。
ここからはちょっとだけ登ったあとは、尾根幹まで下りが続きます。
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下りに入るとトレインのスピードがアップ。
下りでも脚を回さないと千切られるので、必死にアウタートップを踏み込むという謎の状況。あれ、下りって休むところじゃないんですかね?全く心拍下がらないんですが。
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また、このあたりで走りに来ていた たかいずみさんを捕獲しましたが、もう帰るところだそう。
ほんの少しだけ一緒に走って、すぐに離脱していきました。
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最近はトラックレーサーとしても活動しているカツパパさん。
ふくらはぎもすごいですが、なによりその太ももが圧巻。さいたまサイクルエキスポで見た競輪選手と全く同じ脚をしていて震えました。今日履いているレーパンも限られた人しか履けないものだそうで、最大出力はなんと1500w。
一体どこのカンチェラーラですか(震え声)
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尾根幹のいやらしい所は、信号で止まるたびに登り坂から始まることが多いところ。
せっかく惰性でクリアできそうな坂も、ゼロ発進で登らなくてはいけないので骨が折れます。

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そしてこのスピードですよ。
もうやだこの人たち怖い。

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信号などで先頭と千切れたため、かっしーさんとのんびりゆるポタ。
かっしーさんの師匠であるチコさんのアウター縛りがヤバい事と、34Tスプロケットはいらないということを力説してくれました。

ローディー談話会(でもなんかちょいちょい人外が混じってる)

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皆さんに追いつき、相模原側にあるバーミヤンで休憩。
各々、自販機で補給したり、自転車談義に花を咲かせます。
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と、ここで気になったことを一つ。

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「そういえば、結局誰が先着したんですか?」

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「なかせさんだよ」

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「しょっとこさんを利用させて頂きました。平地だと絶対に追いつかれるので、とりあえずその前に踏んでみました」

という事で、先頭集団では異次元のバトルが繰り広げられていたそうです(白目)
お二人のバイクにアクションカム乗っけて撮ったら、どんな画が撮れていたんだろうと非常に気になりますね……。

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そしてこちらが僕がずっと気になっていた なかせさんの戦闘機、PINARELLO DOGMA F8。
卿はホイールがそこまでではないとのことですが、決戦仕様はなんと6.2kgという軽量バイクに仕上がるそうです。軽すぎワロタwwww
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今ノリに乗っているPINARELLO DOGMA。やっぱりめちゃくちゃカッコイイです。
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富士ヒルでゴールドにあと23秒まで迫る方ですからどれだけギラギラしてるのかと思いましたが、話してみると非常に物腰の柔らかい謙虚な方。
それに練習に関する僕の質問にも丁寧に答えてくださいました。ありがとうございます(*´∇`*)
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と、そんな風に色んな方のバイクを拝見していると、しょっとこさんがふらりと ゆたさんの横へ。
どうやら脚が自分と似ていることに気づいたそう。
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たしかに似ているお二人の脚。が、僕には似てるかどうかよりも、この強そうな脚に目を奪われます。特に大腿四頭筋とかスゴすぎますね。
また、このゆたさんも、なかせさんとしょっとこさんに食らいついていける実力者。トレーニングの話になった際に、さらっと「今年からトレーニング始めたんですけど、4.1倍で止まってるんですよね….」とか言っているのを僕は聞きました。
いや、そこ残念そうに言うところじゃない。もっとドヤってください(震え声)
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こちらはかっしーさんの愛車のRIDLEY FENIX SL。
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もうカスタマイズするところがない!というくらいのこだわりっぷりの一台で、変速はワイヤー式ではなく電動コンポを搭載しています。
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と、ここで とりにくさんが合流。Twitterで度々見たことがある白基調のGIANTのバイクです。
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ただ、この日は軽く挨拶だけしたらすぐに折り返すとのことで、信号が青になったタイミングですぐに再スタート。カツパパさんが一緒について行くらしく、短い間でしたがここで2人とはお別れです。
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帰りもハイペースのインターバルトレーニングが予想されるので、今のうちにコーラを緊急投入。
周りが話している中、こっそりとコーラドーピングで復路に備えます。
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コーラを飲みながら、ちぇんさんの愛車を鑑賞。
実はこれ、かっしーさんと同じモデルの色違いです。
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ちぇんさん本人には言っていませんが、実はこのフレーム、僕の超ドストライクゾーン。
ポイントポイントにあるオレンジが、めちゃくちゃカッコイイです。今まで見てきたフレームの中で、トップ3に入るくらいと言えば伝わるでしょうか。
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なんとなくですが、僕の好きなロボットアニメである「アルドノア・ゼロ」に登場するカタフラクトに似てますね。

また、偶然にも登山家ローディーのみもりさんと着ているジャージ(ガールズ&パンツァーに登場する架空の学校「聖グロリアーナ女学院」のパンツァージャケットを模したもの)が被っており、記念撮影をしていただきました。ジャージが被るのを嫌う人はいますが、ガルパンジャージとなると別。むしろ「同じ聖グロジャージだ!!!」とめっちゃテンション上がりました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
「聖グロリアーナ女学院自転車道部」とか作りたいなぁ……..。
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恐怖の復路

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ただいつまでも話していると夜が明けてしまうので出発。ここで相模原方面に住んでいる方たちはお別れです。

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こちらは、これから尾根幹を走って矢野口へ戻る班。相変わらず面子が恐ろしいですが、意を決して走り出します。

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走り出すといきなり速度がガツンと上がります。
すでに時刻は0時をまわっており、交通量はどんどん少なくなってきています。こういう大きな幹線道路は深夜も交通量があることが多いですが、尾根幹はこういう所が良いですね。

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最初にも書きましたが、橋本側からは下り基調。
スピードや道幅、街灯などが「高速道路を走っている感」が凄いです。皆さんが「夜の尾根幹は走りやすい」という気持ちがよく分かりました。
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最後はしょっとこさん、みもりさん、スケケンさんとも別れて、Q様を追って再びV坂へ。
あわよくばまりおさんに挨拶を、と思いましたが、どうやらQ様も見つけられなかったらしく、大人しく2人でV坂ピストンをすることに。

完全に出し切ったあとで太ももが悲鳴を上げていましたが、とりあえず3本登ります。
その後、今日から新しくpioneerのパワーメータを導入したQ様が

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「せっかくパワメ導入したし、ANJ君と同じペースで後ろを走ってパワー読み上げてあげるよ」

と嬉しい提案をしてくれました。
つまり、僕のバイクにはパワメがついていませんが、その代わりにQ様に同じペースで後ろを走ってもらうことで、Q様を自身を僕のパワーメータ―(仮)にするという方法。
幸運にもQ様とはほぼ同じ身長・体重なので、大体の参考値になるというわけです。
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さて、気になる結果ですが最初は300w以上を維持できるものの、へとへとになった脚では維持できずに中盤で160~170wくらいまで急激にダウン。その後、ゴール近くなったところで再び戻って…..という感じでした。
僕は体重が56~57㎏なので最初は約5倍ですが、持久力が無いため途中にも関わらず約3倍まで落ちてきてしまっています…..常々パワー不足だとは感じていましたが、こういう風に数字として突き付けられると中々凹みますね(’A`|||)

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Q様はこの後、朝から子どもの学校に行くという鉄人っぷりを発揮。頑張るお父さん凄すぎます(((( ;゚д゚)))
その後も色々話した後に無事解散となりました。

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さいごに

ということで、以上深夜の尾根幹ライドのレポートでした。
なぜか分かりませんが集まった方々のローディ―偏差値がめちゃくちゃ高く、13人という人数の中に富士ヒルゴールドレベルの方が2人もいたり、業務用電子レンジ並みの出力を出す人がいたりと、レベルの高いライドで終始刺激を受けっぱなしでした。

そして非常に感じたのが、やっぱり速い人は練習しているということ。
その方たちはそれを普通と思っているようですが、それはとてもすごい事だと思います。その事実にとてもショックを受けた(良い意味で)今回のライドは、本当に参加できて良かったと思いました。自分のモチベーションにとても繋がりました。

ということで今回ご縁があって御一緒してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

 

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