ローディーの荷物問題を考えてみる

今回はローディーなら一度は悩む荷物問題について。
例に漏れることなく僕もこの問題には悩まされましたが、やっと一段落ついたのでこちらで書かせていただきます。

 

今までのサドルバッグ

こちらが今まで(~2018年2月)使っていたサドルバッグ。去年一緒に走ったことのある方は見覚えがあると思います。
(自転車を始めた当初はボトルケージを一つ潰してツールケースを使おうと思っていたのですが、どうしてもゲージ付きのしっかりとした携帯ポンプは持っておきたかったので、ツールボトル案はボツになりました)

赤字に白水玉の特徴的なサドルバッグで、遠くからでも結構目立ちます。

実はこれ、裁縫が好きな母のハンドメイド。
生地には型崩れや雨天走行に備えて割と硬い防水布を使用していて、近づいてよく見てみると白い水玉は実はネコの模様になっています。

サドルレールにぐるっとベルトを回して留める方式で、詰めれば結構なんでも入ります。
僕は必須のツール類以外にもABUSのチェーン錠や予備のクリート、モバイルバッテリーなども入れていました。

というように必要なものは全部入るという使い勝手の良いサドルバッグだったのですが、使っていくうちに気になってきたのはその耐久性。
サドルレールに通しているベルトとバッグ本体を縫い付けていた箇所が意外と弱く、サドルバッグの重みのせいで下の写真のように縫い目がどんどん千切れてきていました。

ライド中にほつれる事もあり、その度にゴムのベルトで止めることも。

このように縫い付け部分がほつれては直し、ほつれては直しをしていましたが、流石にライドに行く度に直していては効率的ではありません。

また、もう一つの欠点があり、このサドルバッグは単純にサドルレールにベルトを通しているだけなので、ダンシングの際などにめっちゃくちゃ左右に揺れます。それはもう激烈に。
というかダンシングしなくても左右に揺れてました。(‘д` ;)

これに加えて一番最初の写真にもあったように、輪行袋を持っていく際にサドル下がかさばるかさばる。

どうにか無理矢理ゴムベルトで留めていますが、サドルバッグはゆらゆら。そのさらに下にくくりつけてある輪行袋もめっちゃゆらゆら。
時には、後輪のタイヤと輪行袋が擦ってしまうことも。

以上のことがあり、流石にそろそろ次の選択肢を考えるか…..ということになった荷物問題。
ちょうど2月にはサイクルエキスポもありますし、そちらで適当に良さそうなものを見繕おう!ということになりました。

新しいボトルケースとその使い心地

ということで買ったのがこちら。
さいたまサイクルエキスポで1500円で購入したシンプルな黒のツールケースです。

防水加工がしてある生地はめちゃくちゃ硬く、ちょっとやそっとの力ではへこみません。

中を開くとこんな感じ。
とりあえず必須のツール類やチューブ、鍵やお財布等が入っています。
鍵は携帯性を考えて赤のワイヤー錠へ。一人で走る時は基本コンビニでの休憩で長い間目を離しませんし、毎回重いABUSのチェーン錠を持ち歩きたくないのでこちらへシフトしました。
グループライドの時は一緒に走る方とダブルロック、トリプルロックしますしね。

そしてこのツールケースですが、なんとサドルの下にくっつけることが出来るという、僕には嬉しい設計。受け手を六角レンチを使ってサドルレールにしっかりと固定して….

ケース側についているプラスチックのベロをコネクティブディオ!

がっちょーーーん!!!!

逆に外すときはワンタッチなので取り出しも簡単。
さらに、こちらはサドルレールにがっちりと固定されているのでダンシング時にも左右に暴れたりしません!!なんという安心設計!

ただ、サドルバッグと引き換えに失ってしまったのは収容能力。
ケース自体がかなり硬く「なんとか詰めれば入る」という力技が通用しないので、必然的に荷物の選別には気をつかうようになりました。あれもこれも、としてしまうとすぐにジャージのバックポケットがいっぱいになってしまうので….。(記事の上の方で散々言っていた輪行袋ですが、PEKOさんの超軽量輪行袋に移行したことで問題なくなりました(*´∇`*))

しかし、失ったものがあれば得たものもあります。
今までサドル下でゆらゆら揺れていた赤いサドルバッグでしたが、シンプルな黒いツールケースに変わったことで見た目がシンプルになってすっきり!これは地味に嬉しいポイントです.。゚+.(・∀・)゚+.゚

ということでようやく落ちついた荷物問題。
今のところ使っていても不満はないので、しばらくはこのスタイルで行きます!

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